カッサと吸玉

カッサと吸玉

当院で受けられるオプションメニューの一押し!~カッサと吸玉~

カッサは「刮痧」という漢字で表現されます。
「刮」とは削るという意味で、「痧」は滞った血(瘀血)のことです。
つまりカッサとは、瘀血を流し出すという意味で、伝統的に中国で用いられてきた療法です。瘀血が溜まりやすく、五臓の反応点
(経穴)が集中する腰背部に、カッサ専用のプレートをあて圧刺激を施し、血液の循環を良くしていきます。
治療後は赤い痕が強く残りますが、痛みはまったくなく、お風呂に入ってもしみるようなことはありません。赤味は数日で消えます。

温めたカッサプレートにオイルをたらし、背中をこすっていきます。見た目ほど痛みはありません。瘀血を流し、筋肉のコリも緩めるので、イタ気持ちいい刺激が基本です。肩こりの方にもおススメです。

吸玉とは、ガラスのカップを使用した中国の伝統療法です。これも瘀血や、肩こり・腰痛治療に用いられてきました。
真空状態したガラスのカップを腰背部に吸着させます。これにより、瘀血が皮膚の表面に浮上してきます。
カッサと同じように治療後は吸玉の吸着痕が残りますが、数日で消えます。
血液の循環が良くなるので、冷え性の改善にも効果的です。
当院では、吸玉で吸着したあと、吸玉カップでオイルマッサージも行います。
ご希望があれば腹部の吸玉も行います。

吸玉もカッサと同様に、瘀血を流し、筋肉のコリを緩めます。吸玉で吸圧した後は、オイルマッサージも行います。治療の後は体が軽く感じられます。

カッサと吸玉によって皮膚表面に浮き出てきた赤い痕は、血管の中に溜まったドロドロ血(瘀血)と考えられています。
血管の中で滞っていたものをカッサと吸玉によって体表面に吸い出し、血管の詰まりを解消させるというのがカッサと吸玉のメカニズムです。
体表面に浮き出た瘀血は体の新陳代謝によって、やがて体外に排泄されるといわれています。